その検索結果を活かした、Googleとは違うYahoo Seo対策
をまとめてみました。
コンテンツ
1-1.Yahoo Seo対策-YahooとGoogleの比較から見えてくる、Yahoo Seo対策
1-2.Yahoo Seo対策-ユーザーエクスペリエンスを重視したYahooリアルタイム検索の導入
1-3.Yahoo Seo対策-NAVERまとめ表示
1-4.Yahoo Seo対策-Yahoo知恵袋
2.まとめ
1-1.YahooとGoogleの比較から見えてくる、Yahoo Seo対策
前回は日本の検索市場においてGoogleにないYahooの特色と強みを見てきました。
世界的にも珍しいサイトのデザインと総合ポータルサイトとしてのサービスの充実により、
インターネット利用者数でGoogleを上回っているYahoo。
しかし検索エンジン数ではGoogleに大きく溝を開けられているYahoo。
この章ではYahooSeo対策例も併せて説明いたします。
下の図は『鞄』をキーワードにGoogleとYahooの検索結果を図にしたものです。
Googleは検索者の位置から最寄りの検索キーワードに適した内容を地図で表示してくれるGoogle Map。
他にもコンテンツによって関連ニュースを提示するTop StoriesやGoogle Flightsも表示されることがあります。
一方Yahooの検索結果では先ほどYahooの強みとして紹介した以下を含むものが表示されます。
(※リアルタイム検索のみ『鞄』で表示される時とそうでない場合があり、イメージでは『グッチ』
で検索した結果を載せています)
・Yahoo!ショッピング
・Fashion Search
・Yahoo!ニュース
・NAVERまとめ
・リアルタイム検索
・Yahoo!知恵袋(今回は表示されていませんが、キーワードによっては表示されます)
が検索結果に表示されます。
以上はGoogleにはないYahoo独自の検索結果です。
Googleが自前のサービスを活用している一方、Yahooは外部のサービスを活用している違いがみてとれます。
それではリアルタイム検索から見ていきましょう。
1-2.Yahoo Seo対策-ユーザーエクスペリエンスを重視したYahooリアルタイム検索の導入
Yahooでは、検索時にユーザーが「著名人の名前+インスタグラム(インスタ)」
というキーワードでの検索を行うことに着目し、
FACEBOOKやTwitter、インスタグラムの投稿を横断的に検索できるサービスを実施しています。
(※検索画面からもリアルタイム検索を選択することもできます)
Yahooのリアルタイム検索一つで横断的にSNSのチェックができるので、
優れたユーザーエクスペリエンス体験につながる素晴らしい仕組みだと思います。
例えばですが、ジーンズをYahooリアルタイム検索すると次のような結果がでます。
(※今回のYahooリアルタイム検索ではわかりやすいように『インスタグラム』、『画像のみ』でフィルターをかけています)
このように著名人のインスタグラムでジーンズの着こなし例を確認できてコーディネートの参考にすることができます。
インスタグラムユーザーはハッシュタグで商品を検索してから購入する傾向があり、
20代の60%以上がインスタグラムで検索してから購入の経験があります。
また興味のあるキーワードをYahooリアルタイム検索した結果、
キーワードに関するTwitterも表示されるのでリード獲得に活かせるケースもあります。
特定の商品に興味を持っているユーザーに対して、企業のSNSをリアルタイム検索で表示できるので
積極的にSNSを活用した方がいいでしょう。
Yahoo独自のSeo対策だけでなく、企業の商品を認知してもらい企業のファンを育てることにつながる施策でしょう。
1-3.Yahoo Seo対策-NAVERまとめ表示
Yahooでは現在検索結果にNAVERまとめが表示されるようになっています。
ユーザーの疑問に対してまとめ記事が悩み解消に貢献できると考えて提携したようです。
ユーザーの視点からはとても便利な機能ですね。
例えばですが、現在私が旅行を計画していてたまたま『JAL』をYahooで検索したとします。
NAVERまとめをスクロールしていくと、下記のようなまとめが目につきました。
もし私がペットを飼っているのであれば、このJALのNAVERまとめは魅力的に感じると思いませんか。
そのままリンク先のJALのサイトまでクリックして内容を熟読し、他の航空会社を調べずそのままJALを選ぶかもしれません。
NAVERまとめには企業が作るまとめ記事も存在し、内容次第ではリンク先の自社サイトへうまく誘導できる可能性があります。
つまりYahoo独自のSeo対策として、NAVERまとめは被リンク対策として有効です。
ただし、あからさまな宣伝が入っているまとめ記事は逆効果なので書かないでください。
またNAVERでは記事の文字数やビューワー数が一定の数を超えないと中々インデックスされないようです。
良質な記事を書くことを心掛けましょう。
1-3.Yahoo Seo対策-Yahoo知恵袋
NAVERまとめと同様、Yahoo独自のSeo対策としてYahoo知恵袋も効果的です。
Yahoo知恵袋では様々な質問が飛び交ってますが、
中には閲覧数が10万近くのものもあります。
赤線のようなシンプルな質問で9万以上の閲覧数を獲得しています。
もしこういった回答を企業が答え、うまく自社サイトに誘導できるのであれば自然な形でリード獲得につなげることができるでしょう。
2.まとめ
YahooはGoogleに検索数では及びませんが、独自のサービスでインターネット利用者数No1の地位にいます。
検索以外のコンテンツを検索結果に表示したり、あらたにリアルタイム検索などに取り組んでいます。
日本独自のコンテンツでユーザーの支持を集めているので今後も引き続き好調でしょう。
Seo担当者としてのYahoo独自のSeo対策は、クライアントには各種SNSの使用を勧め、写真やキャッチコピーが
どうしたらよりユーザーに興味をもってもらうかの提案や、NAVERまとめやYahoo知恵袋からの被リンク獲得のための
アドバイスが挙げられるでしょう。
今後もGoogleとは違うユニークな検索を表示するYahooに注目です。
弊社までお問い合わせをどうぞ。