
グローバルナビゲーション(グローバルメニュー)とは?
グロ―バルナビとはサイト内の全てのページに共通で設置された、リンクが含まれたメニューを指します。各商品や会社概要、サービス内容などのメインページにリンクされているので簡単に主要ページにアクセスできます。

今回はグローバルナビの説明とデザイン例を紹介します。
ユーザーにとってのグローバルナビゲーション
重要なページをサイトの上部に設置することによって、ユーザーにとってサイト構成を簡単に認識してもらい、興味のあるコンテンツへのクリックを促す効果があります。
BtoCのメーカーでしたら、人気商品カテゴリーや店舗情報などユーザーが求めているコンテンツをグローバルメニューに設置することでユーザビリティーを高めることが期待できます。
Googleにとってのグローバルナビゲーション
グローバルナビゲーション内の内部リンクは、Googleにサイト内での重要なコンテンツを知らせる役目を持っています。逆に言えば必要でないコンテンツをグローバルメニューに加えてしまうと、重要なコンテンツを正しくGoogleに伝えられなくなる可能性がでてきてしまいます。コンテンツの優先順位をしっかりとつけてから、グローバルナビに表示させるコンテンツを設置しましょう。
グローバルメニューにはテキストを使用する
Googleの『検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド』には、ナビゲーションメニューは画像ではなく、テキストで作成することを推奨しています。
これは検索エンジンが画像やアニメーションよりもテキストの方が正しくクローリングできることを意味しています。

シンプルなグローバルナビゲーションをデザインする
グローバルメニュー内のカテゴリー数について言及している海外サイトでは、最大で12のカテゴリーを提唱していますが、私もグローバルナビに表示させるコンテンツ数は10前後で十分だと思います。
簡単にグローバルナビゲーションのデザインに参考になりそうなものを記載します。
下はhuluのグローバルメニューですが、11個のコンテンツを表示させています。
これ以上増やすと逆に見づらく感じてしまう恐れがありますね。

逆にネットフリクスのグローバルメニューはhuluとデザインが違います。

赤枠で囲まれたグローバルメニューは6個と少なめな作りですが、黄色の枠に囲まれたサブカテゴリーを表示するドロップダウンメニューに詳細にコンテンツが分かれています。
コンテンツ内容が豊富でついついグローバルナビに情報を載せたくなったとしても、ネットフリクスのように、シンプルかつユーザビリティーを損なわないようなグローバルメニューのデザインは可能です。
グローバルメニューまとめ
グローバルメニューはどのページにも共通して存在し、人気コンテンツへの誘導を促す重要な要素です。設計しだいではセッション数の増減にダイレクトにつながりますので慎重に作成、見直しを行いましょう。