「360サーチ」は正式なブランドではなく、単にメインブランドを冠し、サービスを説明したものでした。そのためQihoo(奇虎) 360社はHaosouへの移行が、厳密にいうと名称の変更ではないと主張しています。
中国検索エンジンシェアがBaiduを上回り、中国で最も信頼されるサーチブランドとなる目標を達成するためのブランド名として、「Haosou (好捜)」をユーザーに発表しました。「Haosou」とは、「良」と「検索」を意味する漢字から作られた名前です。この文字は、同社が目標として掲げる「良」に根ざしたブランディングであることを表しています。新しいホームページには、さらにGoogleの企業理念に共鳴した、「Haosouに悪は無し」というスローガンが掲げられています。
Haosou は、コピー商品や詐欺行為に関連する検索結果に対応するため、過去2年間検索サービスにおいて、セキュリティおよび信頼性を強化する機能を数多く公開し、これを中国検索エンジンシェア1位のBaiduとの差別化するための戦略として主に使用してきました。
2014年末までにCNZZは、Baiduが市場シェアの約54%にまで減少したのに対して、2位のHaosouが約28%近くのを占めたと報告しました。
新しいブランド名とロゴに加えて、Haosouはドメイン名をso.comからhaosou.comに変更しました。so.comは過去2年の間に、2文字で中国検索エンジンシェア2位を守り続けたインパクトのあるドメインでした。新しいドメインでは、新しいブランド名がそのままURLに使われているので、市場でブランドを構築する上でより効果的であると多くの人に評価されています。旧ドメインのso.comは、自動的にhaosou.comにリダイレクトされます。この検索エンジンがドメインを変更したのは今回が3回目です。サブドメイン、so.360.cnを使用した2012年のサービス提供開始時から、2012年年末までに360sou.com/360so.comとアドレスを変更し、その後1か月も立たずにso.comに再度アドレスを変更しています。また、sou.comおよびsou.cnドメインも購入しましたが、プライマリドメインとしては使用されたことはありません。
現在新しいドメインは、Google Analyticsなどのグローバル分析プラットフォームでは、オーガニック検索トラフィックソースとして認識されていません。そのためウェブマスターには、新しいリファラドメインを手動で追加することをお勧めします。リファラはhttp://www.haosou.com/s?q=<keyword>のような形式になります。